投資家の皆様へ

市場は回復局面に。
「顧客価値の向上」を目指し
積極的に取り組んでまいります。
2026年3月期における世界経済は景気が緩やかな回復にとどまり、加えて地政学リスクの高まり等によって先行き不透明感が強い状況が続いています。 日本経済も緩やかな回復が見られた一方、原材料・エネルギー価格、人件費や物流費の上昇等の実体経済への影響に引き続き注視が必要です。
こうした環境の中、当社グループは、日本市場におきましては、鉄道や特殊車両等の特定市場への販売強化やソリューションビジネスの確立に取り組むなど積極的な 施策を展開いたしました。欧米市場では、大手カタログディストリビューターとの協業によるネットセールスの拡大や特定市場への積極的な取り組みを推進してまいりました。 アジアでは、中国市場や韓国市場に加え積極的にインド市場の新規開拓を進め、販売強化項目の一つである特定市場開拓等の施策を推進いたしました。
2025年4月からスタートした3カ年の中期経営計画Ⅱは、「信頼」と「納期」を重点テーマに置いた中期経営計画Ⅰを引き継ぐ中で、次のステップとして 「顧客価値の向上」を目指す計画です。当社の商品を通じてお客様の商品価値を上げ、お客様の得られる利益や満足感を向上することを目指しています。 顧客価値を向上するために、「特定市場の深耕」と「生販一体の供給体制構築」を重点テーマとして取り組んでまいります。
2027年3月期については、長期間続いておりました在庫調整が収束し、受注が好調であることから売上は伸びるものと予想しております。 しかしながら地政学リスクの長期化や通商政策の動向、金融引き締めの影響等により、先行き不透明な状況が続いております。 加えて、原材料・部品価格の上昇や価格改定を見越した先行発注の動きも一部に見られることから、需要動向については引き続き慎重に見極めていく中で、 当社グループは、将来の成長に資する施策を選択して、新商品開発をはじめ集中的に投資してまいります。
株主の皆様には何卒ご理解いただき、これからも変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2026年8月
代表取締役会長




