投資家の皆様へ

中期経営計画Ⅱで次のステップへ。
「顧客価値の向上」を目指します。
2025年度上半期の世界経済におきましては、物価上昇の継続に加えて景気減速懸念、地政学リスク等から先行き不透明感が強まっております。 日本経済におきましても、依然として先行き不透明な状況が続いております。一方、産業用スイッチ市場においては在庫調整が進み需要は 緩やかな回復傾向にあります。
こうした環境の中、日本市場においては、特定市場のリーディングカンパニーを中心にお客様との関係強化に取り組むなど、積極的に施策を展開しました。 欧米市場においては、オンライン広告の強化やリーディングカンパニーへの訪問を通じて顧客接点を拡大し、顧客のニーズを確実に捉え、 特定市場の深耕を図る施策を積極的に展開いたしました。アジア市場においてはリーディングカンパニーとの関係強化や新たな関係構築を意識した活動強化に取り組みました。
2025年4月からスタートした3カ年の中期経営計画Ⅱは、「信頼」と「納期」を重点テーマに置いた中期経営計画Ⅰを引き継ぐ中で、次のステップとして 「顧客価値の向上」を目指す計画です。当社の商品を通じてお客様の商品価値を上げ、お客様の得られる利益や満足感を向上することを目指しています。 顧客価値を向上するために、「特定市場の深耕」と「生販一体の供給体制構築」を重点テーマとして取り組んでまいります。
当社グループの当上半期の業績は、やや厳しい結果になりました。しかしながら全体的な受注状況は、2024年1月をボトムに緩やかに回復していることは事実であり、 下半期に急変する可能性は低いと考えております。当社グループとしましては、今期よりスタートさせた中期経営計画Ⅱのもと顧客価値の向上を着実に実現し、 さらなる成長を目指してまいります。
株主の皆様には何卒ご理解いただき、これからも変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2025年12月
代表取締役社長




